(Zoom会議)
<<内容>>
研究発表会
研究発表1
発表者:発表者:石部 尚登 氏(日本大学)
題目:ベルギー・ドイツ語話者共同体の移民統合政策と言語要件について
[発表要旨]
ベルギーの連邦構成体の一つであるドイツ語話者共同体(近年は「東ベルギー」を自称)は、ベルギーにあって言語紛争とは無縁の地域とされ、共同体設立の後も長らく独自の言語政策は存在しなかった。しかし、2017年12月11日、「統合と多様性の中の共生に関する共同体法」が可決された。それは新規移民にドイツ語講座の受講を義務付けるもので、移民統合政策における言語要件、いわば共同体「初」の言語政策と言えるものであった。本発表では、ドイツや西欧各国における同様の政策の一般的動向を確認し、さらにベルギーの他の共同体―フラーンデレン共同体とフランス語共同体―での変遷をみることで、この時期にドイツ語話者共同体で言語政策が導入された背景を考察する。
研究発表2
発表者:西出 佳代 氏(金沢大学)
題目:ルクセンブルク語における義務モダリティと否定
*本発表はご本人の都合により中止となりました。
要旨説明/質疑応答(Zoom会議)
司会者:河崎 靖 氏
定例総会