Sprachwissenschaft Kyoto 第1号 (2002年)

論文

■ 黒田 廉: 前つづりab- と文意味

■ 井原 聖: auf-動詞、an-動詞からみた分離前綴りの意味拡張のメカニズムについて

■ 湯浅 美季: いわゆる「bekommen受動」について――文法化にも関連して――

研究ノート

■ 田村 建一: ルクセンブルク語諸方言の変容――Gilles (1999)の調査より――

2001年度研究会活動報告

研究会発表要旨

Patcharaporn Kaewkitsadang: 日本語とタイ語における感情表現について――ジェスチャー的感情表現を中心に――

■ 黒沢 宏和: 古高ドイツ語『タツィアーン』における法の用法について――特にラテン語との法の相違を中心に――

■ 岸谷 敞子: “Satzbildende Person”(構文の主体)――あるいは “Die Origo des Zeigfeldes”(指示場の原点―表現行為の起点)としての “Sprecher”(話者)について

■ 湯浅 博章: 構文形成と「話者」の機能――「構文の主体」をめぐって――

紹介

■ 西本 美彦: 麦倉達生著『日独両民族の時間観  時の表現にみる言語事実をふまえて』

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