会誌

Sprachwissenschaft Kyoto 第3号 (2004年)

論文 

TAKEICHI, Osamu: Das mittelhochdeutsche an als
Adverbialpräposition
― unter besonderer Berücksichtigung seiner Verbindungen mit den Verben auf dem Weg zu den
trennbaren Verben ―

■ 坂口 文則:翻訳によって伝達される情報量を計量する試み
■ 羽根田 知子:damit文の時制選択について

2003年度研究会活動報告

研究会発表要旨

ドイツ語教育シンポジウム:「いかに効果的な授業を運営するか」

■ 岸川 良蔵:45分のドイツ語授業 ―「項目小出し方式」を中心に―
■ 吉村 淳一:学生との対話
■ 本田 陽太郎:ドイツ語力と専門ドイツ語

■ 塩見 浩司:ゴート語の動詞接頭辞 ― 統計的考察の試み ―
■ 成田 節:ドイツ語と日本語の受動文をめぐって

Sprachwissenschaft Kyoto 第2号 (2003年)

論文 

■ 岸谷 敞子: 言行為の起点としての主体の機能について
■ 三谷 惠子: ロシア語動詞の「体(たい)」――ゲルマニストのための案内――
■ 湯浅 美季: いわゆる「bekommen受動」について――文法化にも関連して――
■ 倉田 勇治: 新しい形のドイツ語授業とコンピュータの活用をめざしての一考察
■ 金子 哲太: 「二重過去完了」の意味機能について ――hatte + 過去分詞 + gehabt ――
KATAOKA, Yoshiyuki: Die Verhinderung der Dativendung –e ―― Ein
Indiz f&uumlr die allgemeine Infinitivierung des Substantivs? ――

■ 鈴木 博之: ウラル諸語におけるゲルマン語来源借用語――意味分類の観点から――

2002年度研究会活動報告

研究会発表要旨

シンポジウム:「ドイツ語教育への新たなアプローチ」

■ 桐川 修: ビデオ教材のデジタル化について
■ 清水 政明: 最先端技術を用いて
■ 北原 博: 自作CALL 教材を使用した授業の実際
■ 吉村 淳一: TA の立場から
■ 森 英樹: 学生の本音

言語学リレー講義

■ 石川 光庸: 『ヘーリアント』詩人の語り口

■ 長縄 寛: 古高、中高ドイツ語の不定関係代名詞 sô wer sô, swer について――Otfrid“Evangelienbuch”Hartmann von Aue“Iwein”を中心に――
■ 成田 節: 結合価と構文――ドイツ語と日本語の対照――

Sprachwissenschaft Kyoto 第1号 (2002年)

論文

■ 黒田 廉: 前つづりab- と文意味

■ 井原 聖: auf-動詞、an-動詞からみた分離前綴りの意味拡張のメカニズムについて

■ 湯浅 美季: いわゆる「bekommen受動」について――文法化にも関連して――

研究ノート

■ 田村 建一: ルクセンブルク語諸方言の変容――Gilles (1999)の調査より――

2001年度研究会活動報告

研究会発表要旨

Patcharaporn Kaewkitsadang: 日本語とタイ語における感情表現について――ジェスチャー的感情表現を中心に――

■ 黒沢 宏和: 古高ドイツ語『タツィアーン』における法の用法について――特にラテン語との法の相違を中心に――

■ 岸谷 敞子: “Satzbildende Person”(構文の主体)――あるいは “Die Origo des Zeigfeldes”(指示場の原点―表現行為の起点)としての “Sprecher”(話者)について

■ 湯浅 博章: 構文形成と「話者」の機能――「構文の主体」をめぐって――

紹介

■ 西本 美彦: 麦倉達生著『日独両民族の時間観  時の表現にみる言語事実をふまえて』