場所:立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一朗記念図書館カンファレンスホール
<<内容>>
シンポジウム
「コロナ禍におけるドイツ語授業の実践とアフアーコロナに向けた学び」
[要旨]
新型コロナ感染症の発生と広がりのため、2020年度以降の大学教育は大きな影響を受けた。とりわけ、2020年度は完全に手探り状態のまま、前例のない形での授業運営がなされた。そうした状況に直面し、立命館大学では共通のドイツ語授業動画作成および配信という対応からスタートした。その後、各担当教員がオンライン(あるいはハイブリッド)という特性を活用しつつ、自らの授業運営の工夫を重ねていった。例えば、オンラインでのグループワークを中心に授業を構築することで学生同士のつながりを生み出したり、個別にきめ細やかな指導をすることで学習実感を与えたりといったさまざまな形で授業運営を行なっていった。本シンポジウムでは、立命館大学でのこうした取り組みを振り返りつつ、そこから得たドイツ語教員としての学び、そしてアフターコロナに向けての学びについて考えたい。
報告1
報告者:田原 憲和 氏(立命館大学)
題目:大学としての動き、ドイツ語部会としての動き
報告2
報告者:林嵜 伸二 氏(立命館大学)
題目:ドイツ語のオンライン授業
―ハイブリッド形式の可能性と今後の課題―
報告3
報告者:武井 佑介 氏(立命館大学)
題目:学習者を授業の中心としたオンライン授業の実践と発展
―学習者同士が関わり合いを持てる環境づくりを目指して―
自由討論会
司会者:羽根田 知子 氏